【過去】【現在】気持ちの比較

アメリカ行きの話が来た時、これはチャンスと思いました。社会人になる前から一度は海外での生活を経験したいと思っていましたから。当時アラフィフで、とうの昔にそんな夢は忘れてたところでした。

アメリカに移住するのは大変です。物価も日本の2倍。ビザの取得も必要。子供は既に大学生で、簡単には編入出来ないので公立の短大?(コミュニティーカレッジ)から現地の4年制大学への編入を目指すことになりました。(小中高は公立なので無試験で入れます)

もしかすると単なる憧れかもしれませんが、それでも通常では得られない経験をすることは人生の糧になると思っていました。それは私だけでなく、家族にとってもそうだろうと思っていました。この話を家族に相談した時、一緒についてきてくれると言ってくれた家族に感謝してます。

来てからも大変でした、いろいろな手続き、生活基盤の確保(銀行口座開設、アパート契約、免許取得、保険契約も含めた自動車確保、携帯電話、etc.)、慣れない英語での仕事。

今ちょうど1年半たったところです。今の気持ちは・・・微妙です。かなりの時間と量力とお金を使って渡米しましたが、ここでしか出来ない体験もあったにせよ正直それ以上に苦労が多く、得られたものは想定よりは多くなかったと思っています。

これを読まれる方は「詰めが甘い」を思われると思います。自分でもそう思います。自分の性格上、他人に甘えるのが下手でうまく情報を集めることが出来なかったのも良くなかったのだろうと思います。ネットでの収集は限界がありました(欲しい情報が無かったり、不正確だったり)。

このブログ始めようと思った大きなきっかけは、このことを伝えたかったらです。おいおい書いていきますが、アメリカのいろいろなところを書きたいと思っています。情報と感想をはっきり分けて、情報はなるべく正確にしたいと思っています。それがこれからアメリカに来る人の訳に立つといいなと思っています。